育まれるはなし。
「会えない時こそ、愛は育まれる」なんの小説かは忘れてしまったけれど、ずっと忘れられなかった一節。その当時はまだこの言葉の意味が分からなかったけど今ならストンとわかった気がする。
恋人でも家族でも、友人でも、大切な人はいつでも何処までも大切な存在で、例え、何年と会えなくても声を聞けなくとも何百キロと距離があったとしても変わらない大切な人たち。ふと、あぁ、元気にしているだろうか、笑っているかなと頭をよぎる瞬間がある。きっと、これが愛なんだと思う。
会えない時こそ、ふと思い出す人が自分にとって大切なひと。きっとあの一節はそういう事なんだと思う。そして日本語ってなんて素敵なんだろうとも思えて、日本人の奥ゆかしさとはこうゆう事なんだろうな。もっともっと言葉が好きになったきっかけでもあります。大切なひとも言葉も愛を込めて育んでいけますように。
それでは、また。